「中学生・小学生の学習環境② 家庭学習」

イーグル通信 10月 その1
「中学生・小学生の学習環境② 家庭学習」
こんにちは!イーグル学院代表の安久津です。
前回(コチラ→)から時間が空いてしまいました。申し訳ありません。
前回は塾で自習室を利用するときのポイントを説明しました。イーグル学院でも定期テスト前など講師が教室に入る全員参加勉強会(いわば強制自習)を行いますが、2~3時間が適切なようです。自主的に自習室を活用するときの参考にしてくださいね。

さて今回は図書館と学校での自習について。
 図書館での自習は中学生だと一部の生徒しか考えないようですが、時々「塾が開くまで図書館で自習していた」と言って塾に来て自習する生徒もいます。がんばっているなあと感じます。高校生や大人も多く、朝早くから席取りしなければならないこともあるようですが、図書館のメリットは何といっても静かさ。集中する環境としては申し分ないでしょう。しかし静かさはデメリットであることもあります。「静かで環境が整っていないと集中できない」精神力って不安じゃありません?入試会場は比較的静かで環境も整っているでしょうが、社会に出てからどんな環境で集中力を求められるかなんてわかりません。言い方は変ですが「少しは図太くあれ」とも思うのです。また、図書館は自分で本を探して調べることはできますが質問はできません。そもそも中学生の勉強に図書館で調べないとできないようなものはありませんが・・・。図書館では静かさを生かして「時間を計ってテスト形式の練習」などいいのかもしれません。ただ、上で述べたように静かさに慣れすぎないよう、いろいろな環境でバランスよく練習することを心掛けましょう。図書館を利用するときはもちろんマナーにも気を付けてくださいね!
 では学校での自習はどうでしょう。「学校で自習なんてしないよ!」という人も多いかな。でも意外と効果は高い。友達同士で教えあうというのは効果が高いのです。工夫しながら友達に説明することは頭の中が整理されて友達よりむしろ自分の勉強になります。もちろん多少ワイワイとなるでしょうが、それが多少許されるのが逆に学校での自習のメリットです。ほかのおしゃべりに夢中にならないよう自己管理は必要であることはお忘れなく。

次回こそ「家庭学習」について書きます。それでは!