塾長のつづきはWebで! 6月 その1
「中学生・小学生の学習環境① 塾の自習室」
こんにちは!イーグル学院代表の安久津です。
これから不定期ではありますが、私の経験から率直に感じることなどをこちらに書いていきたいと思っております。ご参考になることがあれば幸いです。
まずは何度かに分けて学習環境のお話。
学校や塾に居る間は先生や講師が勉強について指示を出すし、誘惑する環境も少ない。「できるだけ塾に長くいればなんとかなるのでは…」と思われるかもしれません。もちろん我々もできるだけ塾に来てほしいのですが、長い時間いることが意外と逆効果を生むことも。
イーグル学院でもなるべく自習室を使える時間を確保しています。24時間対応というわけにはいきませんが…原則希望者が時間帯に自主的に教室に来るスタイルです。もちろん自習に来ても30分で帰ってしまう、では意味はありません。何しに来たの?という感じです。一方長く自習室にいればよいのかというとそうでもありません。5時間も6時間も毎日同じところにこもって…というのは効率はどんどん落ちてしまうのは想像に難くありません。
では、どのくらいが適切な時間なのか?実は〇時間という明確な答えはありません。人によって違うのは当たり前ですし、内容によって時間は違います。何時間取り組むか決めるのではなく、自分が取り組む内容を考えその内容をこなすまで取り組むことが大切。「今日はココまで終わらせる」を決めて自習に臨むのが正解。
そうなると学習の内容の決め方は?ということになります。効果的な方法を考えてみましょう。塾の自習室のメリットは手の空いている講師に質問できること。質問につながる学習は「問題を解くこと」です。解く問題の指示をもらってもいいでしょう。塾の自習室で漢字や単語の練習をやるのはかまいませんが、質問はないでしょうし…。
この続きは次回。学校・塾・家庭や図書館など学習に臨む空間をバランスよく切り替えて行くことの重要性もふまえて考えていきたいなあと思います。とくに家庭学習の本当の意味なんてよさそうですね。ではまた!