専修大学松戸中学校・高等学校へ行ってきました

先日は専修大学松戸中学校・高等学校へお邪魔しました。
久しぶりの説明会開催でしたが、コロナ対策もしっかりされていました。

専修大松戸中学校・高等学校はJR常磐線 北松戸駅東口より徒歩10分のところにあります。
あまり曲がったりすることもなくほぼ一直線ですが、上り坂と下り坂が交互にあるので、毎日歩いているといい運動です。
高校は創立60年超え、付属中学校は創立20年を超えた学校で、比較的伝統ある学校ですね。
数年前に甲子園に出ている野球も強い学校です。こちらはの部は指定校推薦で入るコースの方が多いと思います。
英語教育に力を入れていて、ネイティブの教員が7名(中学3名・高校4名)います。
昨年の英検取得状況は準1級(大学中級程度)が21名との事でした。また大学共通テスト平均点も全国以上を出しているそうで、結果が伴っている指導と言えますね。

類型制システムについて

高入生と付属中学生は高校3年次まで別クラスとなっています。
付属中学校は1学年5クラスあり、中3次にXⅠ類1クラスとXⅡ類4クラスにコース分けされます。
高入生は1年次からE類型2クラス・A類型4クラス・S類型(指定校推薦)1クラスに分かれ、E類型は難関国公立・A類型は国公立・私立・専大(付属推薦)を目指すコースになっています。E類型とA類型どちらが上ということではなく、E類型は勉強を頑張る、A類は勉強も部活も頑張るという類型になっています。2年時にE類型からA類型へ、A類型からE類型へ転類もできるそうですが、かなり少ないとの事で、入学試験時にしっかり選んで出願してほしいとおっしゃっていました。

  高 入 生 中 入 生
  E類型 A類型 XⅠ類型 XⅡ類型
講座 必修 希望制 希望制 希望制
専大推薦 専大コースあり 専大コースあり 専大コースあり
大学指定校利用 なし× なし×

このように各類型の特徴が出ています。

今春の大学合格実績も国立大学は京都大学1名、東北大学1名、千葉大学10名、筑波大学7名など、私立大学は早稲田大学32名、慶応大学8名、上智大学23名、東京理科大学48名などの結果が出ています。

今年度(令和4年度)入試結果と来年度(令和5年度)の入試について

中学入試は4教科受験です。第1回~第3回入試と帰国生入試があります。
実用英語技能検定の取得した級に応じて加点されます。合格証の写しが必要です。
標準的な問題が多いですが、記述式もあったり、思考力・判断力・表現力を問う問題もありますので、問題に慣れておくことが必要ですね。

高校入試は推薦入試はありません。一般入試・第一志望入試(A類・S類のみ)・帰国生入試のいずれかとなります。
出願者数が3000名を超え、千葉県私立高校で第1位でした。
そのため、倍率はE類2.3倍、A類3.3倍と高い倍率となりました。ですが、2日連続で受験をした人も多数いるので重複受験者の分を引くと実際の倍率はE類1.63倍、A類2.07倍となっているとの事でした。受験生の約1割が第一志望入試を受験しました。
また、一般入試では受験科目を5教科と3教科を選ぶことができますが、どちらが有利とかはないそうです。
E類型は難関公立第一志望が多く5科受験の割合が68%と高く、A類型は5科・3科受験がほぼ半々でした。
合格最低点は類型によって異なりますが、E類型からスライドA類型合格のボーダーがA類型ボーダーより少し高くなります。
出願の際にはよく考えた方がよさそうですね。

来年度の入学試験については今のところの予定として発表されました。
特に昨年度と大きな変更はないようです。
全教科マークカード方式で英語はリスニングも含みます。理科・社会は千葉県公立高校入試に準じています。
出願方法や各種検定取得状況によっては加点もあります。
加点についての詳しい内容は伺ってきたので講師にお問い合わせください。

学校見学会・学校説明会なども予約制ですが実施されます。
気になる方はぜひ足を運んでくださいね。