麗澤中学・高等学校へ行ってきました

先日は麗澤中学・高等学校の説明会へ行ってきました。
JR南柏駅よりバス5分、下車後敷地内を5分ほど歩いた所にある学校です。バスに乗らず徒歩だと25分くらいかかるでしょうか。
今年より南柏↔学校の直行バスが運行開始したそうです。
とても敷地が広く緑豊かな学校で、敷地内には幼稚園、デイサービスなどの建物もあります。
敷地内には寮もあり2022年4月現在、高校生67名が入寮しています。

学校内には靴のまま入り、上履きはありません。
説明会時に少し校内見学をさせていただきましたが、みんな真剣に授業を受けていました。
情報の授業では数人のグループになり、それぞれのPCを使いながらの授業でした。
全員入学時にchromebookを購入し、それを活用しているようです。

右の写真は食堂でみんなで給食を食べます。上の校舎を出て歩いて向かいます。
日替わりのカフェテリア方式で、お弁当を持参する必要はありません。栄養バランスも考えられていて、親としてもありがたいですね。
夜は夜間講座で勉強する前にこちらで給食が食べられます。
寮生もこちらで食事です。

今年は体育祭も実施しコロナ対策で見学は高3生の保護者だけだったようですが、とても盛り上がったようです。
また、メディアセンターの改修が完了し、図書館が充実・個別学習にも使われています。
防災備品もしっかりと備えており、帰宅困難になっても大丈夫だそうです。(実際東日本大震災の際も帰宅困難者がでたけれど、宿泊施設等もあるので、しっかりと対応できたそうです。)

中学・高校のコース分け

中学は入学試験時にAE(アドバンスト叡智)コースとEE(エッセンシャル叡智)コースに分けられます。
AEコースは6年間中入生のみのクラスで2クラスあり、東京大学をはじめとする最難関国公立大学・国立医学部を目指すクラスです。卒業生にも医学部・教育学部・薬学部に進んが人が多いようです。
EEコースは文武両道を実践していて、高校2年生次に高入生と合流し、叡智TKコースと叡智SKコースに分かれます。

高校は入学試験時にS特進(叡智スーパー特進)コースと特選(叡智特選)コースに分けられます。
S特進コースは夜に学校の食堂で給食を食べた後に夜間講座で勉強し3年間で国公立を目指します。
特選コースは講座等はあまりなく、部活なども頑張る3科受験に絞ったコースです。
2コースとも高校2年次に中入生のEEコースの生徒と合流し、そこから叡智TKコースと叡智SKコースに分かれます。
叡智TKコースは難関国立大学や国公立医学部を目指す、叡智SKコースは難関私立大学国公立大学を目指します。

卒業生の進路

今春の入試結果は国公立医学部医学科に5名(内現役3名)、薬学部へは29名合格。
その他国公立大学へも上記分も含め34名(内現役29名)、難関私立大学へは216名(内現役197名)となっています。
コース分けで目指す進路先として医学部としているだけあって、医学部や薬学部が多いですね。
他の国立や私立でも結果が出ているので、入学後にしっかりと力がついた証拠でしょう。

2022年度入試結果と2023年度入試について

中学受験の方は試験内容(英語)の変更があり、試験時間や配点、内容、受験資格が変更となりました。それにより英語受験での志願者が増え、合格者も増えたそうです。昨年度よりも受験者が増え、倍率も高くなりました。結果男子68名、女子98名の入学者となっています。地域別では千葉はもちろん、東京や埼玉からの受験者も増えています。
高校入試は推薦入試はありません。いずれの回・コースでも受験者数が増加し、倍率も上昇しました。
地域別では柏と松戸で志願者の約55%を占めていて、近隣からの志願・受験が多いそうです。

2023年度入試では
中学入試は募集定員の変更がありAEコース:50→55名 EEコース:90→95名となります。
また、学外試験会場の変更や特別奨学生の募集内訳の変更もあります。
入試の試験回によって受験科目や開始時間が異なるので、しっかりと検討する必要がありますね。
高校入試では今のところ変更は無いようですが、奨学金制度に加え、入寮奨学金を新設するとの事です。(C1方式:寮生選抜で出願し入学した者のうち、成績上位8名を採用)
入試には一般入試と自己推薦入試があり、自己推薦には C1方式(寮生選抜)・C2方式(部活動選抜)・C3方式(特待生選抜)があります。部活動選抜は運動部だけではなく吹奏楽部もあります。気になる人は調べてもいいかもしれませんね。

←手前が食堂・奥が校舎

人工芝のラグビー場→
当日は幼稚園生が鬼ごっこをしていました。

通信制過程 麗澤高校 新入生・転編入生募集スタート

2022年春に通信制の麗澤高校が開校しました。
通信制課程はレポート・スクーリング・テストが単位認定の条件で卒業要件を満たすと高校卒業資格を取得できます。
4月入学と10月入学があります。
こちらでは2コースあり特別進学コースと進学コースがあります。
特別進学コースは国公立・私立難関大学や海外の大学を目指すコース、進学コースはまずは麗澤高校卒業を目指し、卒業後の進路についての考えていきたいというコースです。
強みとしては全日制のノウハウがある生徒指導ができる。麗澤大学との連携で指定校あり(?)とおっしゃっていました。
大学の5階が通信制の場所として使用しているようで、施設も整っています。
前籍校で修得した単位をそのまま継続したまま編入もできるので、高校に入学したけど合わない、などの悩みがありつつ、大学進学などを考えている場合はこのような通信制の学校を考えてもいいのかもしれませんね。